一般車においては何故かリム交換が多い。
スポーツバイクのように剛性を上げたいとか軽量化したいという楽しいことではなく、ほとんどが経年劣化や消耗・折損による修理。
今年はリム交換ではなくハブ交換やスポーク全換えのような案件が多いです。
そのうちの一件は諸事情によりスポークを半分ほど折損してしまうという案件。
そこまで折損したらもう全換えなんですがこのホイール、滅多にお目にかけない8本組みでした。
ママチャリ全般ほとんどが6本組みなんですが、この車両は8本組み。
そして何故かフロントは6本組みというスペック。
製造者はリヤのクッション性を意識したのだろうか。
そしてこれはフリーギヤが歯抜け状態、ようもここまで乗りましたなぁ。
もう18年以上乗り続けているミヤタのカマキリタイプ、まだまだ手放したくないとのこと。
フリーギヤがハブに固定されているのでおのずとハブ交換になるのですが、久々のスポーク引掛けタイプ。
ローラーブレーキが登場するまではほとんどがこの引掛けタイプでした。
サーボブレーキも引きずりを起こしてるので交換です、当然チエンも。
そして変わったところでこれはママチャリのボトムブラケット。
カートリッジBBがガチ砕け。
よく見ると右側のブラケットが最後まで閉まりきってなかったようです。
分解しようとすると右側のネジ山が潰れかけてるようで、外すのに一苦労。
憶測ですが、ブラケットを入れる時にネジ山をかじったまま締めこんでしまったのではなかろうかと。
右側が最後まで入りきらずに左側のワンを入れてもブラケット本体には完全に被らないため、軸からベアリングへの負担が大きくなったとも考えられる。
まあカートリッジだからと言って丈夫だとも言えないし、十代の若者が本域でガチ坂を立ちこぎでもすりゃぁ、完全な状態のBBでも何時まで耐えられるかわからんのが実情です。
とりあえず今回はボトムのネジを綺麗にさらって、ブラケットを交換です。
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まあ、そんな修理が多い今日この頃です。