PCX125のドリブンプーリー内のベアリング消耗で異常音発生。
内蔵されているベアリングなのでプーリーごと交換しました。
PCXは乗り込んでくるとこのベアリングが消耗することが多いそうです。
これはリトルカブの燃料タンク。
年配の方が乗られていたのですが、事情により数年間放置されていたようです。
タンク内のタールと錆がひどくてタンク交換案件となります。
ところがもう、メーカー生産されておらず交換不可。
中古品を検索するもなかなかこのタイプのタンクはありません。
現状をお伝えして、あまりお勧めではありませんが、タールの除去と錆落としを3日かけて実行。
当然キャブレターも徹底的にタールの除去、そしてタンクキャップも洗浄液に浸してエアポートを通します。
意外かもしれませんが、タンクキャップのエアポート詰まりでエンジントラブルは普通にあります。
そしてなんとかリトルカブを再生できました。
なお一度さび付いたタンクやパーツはそれをそぎ落とした分、薄くなってしまうので注意が必要です。
このバイクの場合、錆よりもタールのほうが多かったので底が抜けることはないかと思われますが、もうパーツが入手できないだけに大事に管理していただきたいものです。