オイル漏れとのことでお預かりしたヤマハのMINT(ミント)。
エンジンの裏側までギットギトです。
ただ、オイルタンク・オイルパイプともに漏れは見当たりません。
オイルに見えるこのギトギトの正体は燃料のようです。
燃料のオートコックを点検するとかなりしまりの悪い状態。
そのためキャブレターのフロートの浮力では抑えきれず、オーバーフローしている模様。
これもオートコックとニードルバルブ、パッキンなどを交換します。
かなり年期物のバイクなので今回はフロートも交換。
オイルパイプも年月がたつともろくなるので、念のため交換です。
エアエレメントもボロボロで交換。
このミント、今でも時々欲しいとの要望をお聞きします。
メットインではありませんが、非常に車高が低くて足つき性が良く、車重が軽いので特にご年配の方に好評でした。
こういう取り廻しの軽快さに割り切ったような車種、今後出ることはもうないのでしょうかね。