定期的にこのクラッチ交換があります。
スーパーカブのクラッチは走り方によってクラッチの消耗度が違います。
お客様の中には10万キロ走ってもなお、このクラッチを交換したことが無いという方もおられます。
しかし商用で走られるバイクは発進・停止を頻繁に繰り返されるため、どうしても減りが早いです。
ただ今回はクラッチの滑りではなく、繋がりっぱなしという症状。
遠心ウェイトがプレートに段付き摩耗を誘発してしまうからです。
どうしても急いでいるとアクセルを開けっ放しで変速しがちになります。
変速時にはしっかりとアクセルを戻し、次のギヤに入ってからアクセルを回して加速するという段階を踏んで運転していただくとこの症状は起こりにくいと思われます。
当然定期的なオイル交換も必要です。
オイルは純正オイルをお願いします。
モリブデンなどの添加剤の入ったオイルはクラッチの滑りを誘発しますので交換時は注意してください。
ちなみに10万キロ走られたお客様は、自分のカブで新聞配達をしておられました。