4サイクル空冷エンジンのDIO(ディオ)。
発売初期のバイクでおそらく13年物でしょうか。
う~ん、あちこちにガタが出ています。
特に古い50㏄スクーターに見られる症状が、フロントフォークの消耗。
完全にスプリングは経たり、ほぼリジッド状態。
フロントブレーキをかけて前後に揺らすと「カックンカックン」と膝カックン状態です。
これは非常に危ない。
ということでフロントフォークと内部ユニットを一式交換です。
まあ、ここまで錆びてると脱着に苦労します。
こんなときの「ワコーズのラスペネ」が今回も大活躍でした。
ブッシュには摩擦抵抗の少ないグリスを塗り直して組み上げです。
このほか、リヤブレーキのカムが錆びてブレーキが戻らないということでカムと焼きついたブレーキシューも交換しました。
ブレーキの引きずりも危ないので早めに対処しましょう。