イギリスで設計開発されるパーツブランドのKCNCから出ているフレンチバルブ専用ポンプヘッド。
ポンプヘッドはいろんなタイプが出ていますが、バルブとの固定・解除にはひと苦労することが多いです。
そんな苦労を軽減してくれるポンプヘッドがこれです。
横カム式のポンプヘッドはHIRAMEが有名ですが、仕組みはほぼ同じ。
今回はTOPEAKのジョーブロー マックス HPXに取り付けてみます。
もともとついているスマートヘッドと内部パーツは簡単に取り外しできます。
KCNCのポンプヘッドは名前の通りフレンチバルブ専用なので、この英式バルブ用トンボはこれでお役目御免!
ライトウェイのオフィシャルブログに書かれている通りで、このジョーブローマックスHPXのホースも外径9mm/内径4mmなのでそのまま取付できます。
ただしこの赤いナットを締め続けていくと、なんとホースが抜けてしまうという地雷はけーん。
ジョーブローマックスは最大200psi(≒13bar)対応なので、この状態では高圧入時にスッポーンされると恐ろしいので粘度の高いボンドをバルブとホース間にうっすらと塗りこみ接合。
場合によってはナットを無視してホース用バンドで固定してしまってもいいかも。
使い方は本当にシンプルで尚且つ安定して付け外しができます。
差し込んでレバーを横に閉じる、ポンピングした後はレバーを横に広げる、するとスパッとポンプヘッドが与圧で外れます。
※ねじ切りバルブの場合は若干外しにくいきらいはあります。
なお、レバーの開け閉めの強度はヘッド側にある赤いナットを手で開け閉めして調整します。
若干ネジがゆるめなのが気になりますが、そこは創意工夫でネジ部に水道のシールテープを巻いて対応してみました。
スポークプレップのような中強度の緩み止材でもいいかも。
そんなわけでうちのジョーブローマックスHPXは扱いやすいフレンチ専用ポンプとなりました。
うん、何気にカッコいい!!!