今回ご依頼を受けたのはMTBのリヤホイール。
リムはDT SwissのXM421でリムハイトは20㎜、リムの外巾30㎜・内巾25㎜の32穴。
スポークもDT Swissでチャンピオンの2.0㎜ブラック。
フリーハブはシマノのFH-M8000【Deore XT】で、ディスクローターはシマノのSM-RT64で外径160㎜。
あとはチューブレス用リムテープとバルブとでリム組みします。
DTスイスのリムは溶接ジョイント部もきれいで、振れとりもスムーズに進みます。
ただ、付属のアルミニップルは緩み止剤内蔵で締め込み具合があまり納得のいくものではなかったため、Pillar DSNというメーカーのアルミニップルを別途購入してやり直しました。
左右のスポークテンションは2.0㎜に対して標準的(柔らかくも硬くもない)なテンションで、ディスクタイプのフリーハブなのでシマノ推奨のJIS組にて組み上げです。
右が今までご使用のホイール、左が今回の手組ホイールです。
スポーク数は28Hから32Hでスポーク径も1.8㎜から2.0㎜に増加したにもかかわらず、リムハイトの差とニップル素材の違いにより逆に70gの軽量化になるというオマケつきになりました。
交換理由はラチェット間隔の短縮と剛性アップ。
何度かラフロードを試してから改めてテンションと振れ点検に来ていただくようお願いしてお持ち帰りです。