二輪国内排出ガス三次規制に対応した新しいタクト。
ほぼ一ヶ月待ちでお待ちいただいておりました。
二輪国内排出ガス三次規制による変更点
- OBDシステム (車載式 故障診断装置) の導入
- 燃料蒸発ガス抑制装置 (FUELタンクキャップ) の導入
OBDシステムは従来の診断装置ホンダMCSと、SAE/ISO規格に準じた汎用診断装置にも対応しました。
メーカー独自の診断方法だけではなく、汎用的になったということです。
見た目にはこれまでのタクトと全く変わりませんが、唯一ガソリンタンクキャップが変更されています。
タンクキャップ自体もこれまでと見た目は同じですが、以前のものとは互換性がありません。
安易に使いまわしをされないようにお願いいたします。
機構的には転倒時の燃料漏れ防止と生ガスの排出を抑制するタンクキャップとなりました。
タンク内圧力が常に大気圧+αを維持するようにできています。
なので、キャップを外すときに「プシュッ!」という音がします。
燃料をセルフ補充されるときはご注意いただき、もしくは構造に長けたプロにお任せいただければと思います。
なおタクトは熊本生産となっております。