お店の番犬「COYOTE(コヨーテ)」をオーバーホールしました。
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おそらく25年ぐらい経つマウンテンバイクです。
時折お客さんに乗っていただいております。
オーバーホールついでにパーツのアップデートも実行。
今どき、Vブレーキ仕様のMTBをハイグレードパーツでアップデートするのは不可能。
Vブレーキ・フロント2速・リア10速という条件で探してみると、結局DEORE一択。
フロントサスはこのまま再利用。
問題はホイール。
今は懐かしアラヤのRM-395Team。
見るも無残な荒れ模様。
26x1.5でVブレーキ対応リムを探しましたが、うちで取り寄せできるリムにはそれに応ずるものがありません。
時代はMTB=27.5 or 29 and ディスクブレーキ。
ならばとアラヤを調べてみると唯一それに見合ったリム”TM-840F”がありました。
重量的にはRM-395Teamより100グラムほど重くなりますが、これ以外に選択肢がありません。
構造的にはほぼよく似たもので、幅が少し広い(24.2㎜)です。
昔はRM-17とか細いリムとかも選べたんですが…。
前後ハブは分解清掃して再利用です。
玉アタリはいい具合になじんでいます。
ヘッドの下側カートリッジベアリングのみ錆びておりました。
下側カートリッジベアリングは交換してヘッドパーツも再利用。
そして完成!
懐かしかなVブレーキブースター。
旧XTのVブレーキは効きが良すぎ。
リム側面もすぐに経たってきます。
なのでブレーキシューはセミハードタイプにしてみました。
ブラックパーツが増えて少しは引き締まったかな。