「永いこと乗ってないのでかからない」という相談が多い季節です。
これはディオチェスタを1年以上放置されたようです。
ガソリンキャップを開けて鼻を突くにおいがしたらアウト!
タンク内は見事に錆びています。
燃料ポンプもこんな状態。
タール状の燃料と錆がポンプ内に侵入していたらどうしようもありません。
今回は燃料ポンプを復活させることができたので、タンクも錆取り剤にて対処することにしました。
ただ、一度錆びてしまったものは完全復活とはならず、今後新たな錆が進行するリスクは避けられないことをお伝えしました。
バイクはタンクが小容量なので燃料が揮発する頻度が高くなります。
タールだけが残り、錆が進行してしまいます。
どうしても長期放置を余儀なくされるときは燃料を抜き取り、バッテリーも外して屋内の乾燥した場所で保管をお願いしたいです。
もしくは週に1回以上は乗っていただくのがいいかと。
それでもバッテリーの自然放電は避けられないと思います。
結局、毎日乗っていただくのが間違いないです。